森永卓郎のB宝館に行ってみよう!|入場料、入館料【博物館レポート】

森永卓郎さんといえば、テレビやラジオなどでおなじみの経済アナリストですよね。実はそんな森永さんが、自分のコレクションをたくさん集めた「B宝館(びーほうかん)」という私設の博物館を開いているんです。この記事では、森永卓郎さんのファン目線で、このB宝館の楽しさや入場料、行き方などをわかりやすくレポートします。少し変わった博物館に行ってみたい人は要チェックですよ!


B宝館ってどんなところ?

B宝館は、森永卓郎さんが長い時間をかけて集めてきた品々を見られる、ちょっと変わった博物館です。埼玉県所沢市にあり、2014年にオープンしました。「B級でビンボーでおバカだけどビューティフル」という意味を込めて「B宝館」という名前になっています。

ふつうの美術館にある高価な作品はほとんどなく、その代わりに“日用品”や“おもちゃ”が所狭しと並んでいます。森永さんは「暮らしの中にこそ面白いものがいっぱいある」と考えており、たくさんのレアグッズを集めてきたんです。はじめは「こんなのゴミじゃない?」と思うものでも、じっくり見ると不思議な魅力があるようですよ。

オープン当初、展示品は12万点ほどあったそうですが、今では13万点以上に増えています。棚いっぱいにおもちゃや空き缶などが並んでいる光景は、ちょっとびっくりするかもしれません。でも、それがB宝館の一番の魅力なんです。


入場料・営業時間・場所は?

開館日と時間

B宝館が開いているのは、毎月第一土曜日の12:00~18:00のみです(最終入館は17:30まで)。月にたった1回しか開かないので、行きたい人はカレンダーで第一土曜をチェックしてから行くようにしましょう。

入場料

  • 大人: 800円
  • 60歳以上・学生: 600円
  • 小学生以下の子ども: 400円

チケットは館内の受付で現金で支払います。一度行くと次回以降に使える割引券をもらえることもあるそうなので、再訪したい方には嬉しいですね。

アクセス

  • 所在地: 埼玉県所沢市けやき台2-32-5
  • 最寄り駅: 西武新宿線「新所沢駅」から徒歩約10分。住宅街の中にあり、初めて行くときはちょっとわかりにくいかもしれません。
  • 駐車場: 館内にある駐車スペースはわずか4台分で、しかも1台あたり2000円かかります。できれば電車など公共交通機関を使うのがおすすめです。

行く前に公式サイトやSNSで最新の開館状況をチェックしておきましょう。急に休館になったり、特別なイベントがあったりする場合があります。


B宝館を実際に訪問してみた!

私がB宝館へ行ったのは、ある月の第一土曜日。あいにくの小雨でしたが、開館前から10人以上が並んでいました。行列ができるほど人気とは思っていなかったので、ちょっと驚きです。開館と同時に人がわっと入っていきましたが、博物館自体はそれほど広くないものの、展示が細かく分かれているので、好きな場所でじっくり見ることができます。

扉を開けて中に入ると、棚や壁いっぱいにおもちゃやグッズがビッシリ飾られていて、「わぁっ!」と思わず声が出ました。いわゆる高級美術品はなく、ミニカーや戦前のグリコのおまけ、ブリキのおもちゃ、アニメやアイドルのノベルティなど、幅広いジャンルのものがところ狭しと並んでいます。どこを見ても、“懐かしさ”や“面白さ”がいっぱいで、思わず時間を忘れてしまいました。

ミニカーや食玩コーナーに感動

私がまず目を奪われたのは、壁一面に展示されたミニカーです。子どもの頃に好きだった車のミニカーや、昔のスーパーカーブームを思い出すグッズがずらりと並んでいて、大人でもワクワクしてしまいます。また、カプセルトイや駄菓子についてきた食玩など、「ああ、これ昔持ってた!」と思う品も多数。そういう思い出と再会できるのは、本当に楽しい体験でした。

有名人のダジャレグッズも

もう一つ面白かったのが、有名人の名前を使ったダジャレグッズのコーナー。たとえばキャメロン・ディアスさんにキャラメルへサインしてもらった「キャラメルン・ディアス」や、矢口真里さんに蛇口にサインしてもらった「蛇口真里」など、読んでいるだけで笑ってしまいます。森永さんが実際にタレントさんにお願いして作ってもらったそうで、その行動力にビックリでした。

来館ノートやスタッフの対応

受付の近くには来館者が自由に書き込めるノートがありました。国内外のファンが「やっと来られた!」「懐かしすぎて泣きそう!」など思い思いに感想を書き残しています。スタッフの方もにこやかに話しかけてくれたり、展示品について教えてくれたりして、アットホームな雰囲気を感じました。


森永卓郎さんの“こだわり”を感じる展示

B宝館には、他にも珍しいアイドルグッズや昭和の牛乳瓶のフタコレクション、さらには刑務所時代のホリエモン(堀江貴文さん)サンダルといった、ちょっとビックリするようなものも飾られています。森永さんは好きなものは何でもコレクションしていて、その結果として普通の博物館にはない“雑多さ”が生まれているのが面白いポイント。

たくさんのジャンルが混ざっているのに、なぜか全体としてまとまっている感じがしました。これは、森永さんが「お金にならなくても、自分が好きだと思うものを残したい」と考えているからかもしれません。そんな思いが詰まっているからこそ、B宝館は同じ趣味の仲間同士で行くとますます盛り上がりそうです。


B宝館に行くときのポイント

  • 月に1回しか開いていない: 毎月第一土曜の12時から18時なので、まずは日程を確認しましょう。
  • 混雑に注意: 人気の日には朝から列ができることもあるので、早めに行くのがおすすめです。
  • 所要時間: 展示数がとても多いので、最低でも1~2時間は見学に使えるように余裕を持ってください。ハマる人は2時間以上いても飽きないかも。
  • アクセスは公共交通機関が◎: 駐車場は台数も少なく、使うと2000円かかります。電車やバスで行ったほうが安心です。
  • 写真撮影OK: スマホでの撮影ならほぼ自由にできるようです。ただしほかのお客さんが写りこまないように気を配りましょう。
  • 再訪も楽しい: コレクションが増えたり、見る場所が多すぎて一度で全部回りきれなかったりするので、何度行っても新発見があると思います。

まとめ: ファンなら行ってみる価値あり!

B宝館は、森永卓郎さんが“好きなもの”を詰め込んだ宝箱のような場所です。高価な芸術品はありませんが、日用品や雑貨のおもしろさ、懐かしさがギュッと詰まっています。森永さんの番組や本を見てファンになった方なら、「こんなにたくさん集めていたのか!」と驚くこと間違いなしです。

ほかでは見られないような珍アイテムやレトログッズがいっぱいで、どこを見ても「へぇ~」とか「懐かしい!」とか声が出てしまうほど。少年のようにコレクションを愛する森永さんの姿勢が感じられ、ファンにとってはたまらない体験になるでしょう。

もし、雑貨や玩具、おもしろグッズなどが好きなら、B宝館は一度は訪れてほしいスポットです。月イチ開館なのでタイミングを合わせる必要はありますが、行くだけの価値は十分あります。行き帰りに所沢の観光スポットを巡るのもいいですね。

「森永卓郎さんがこんなユニークなものを集めていたなんて!」と感心しつつ、気づけば何時間も過ごしてしまうかもしれません。ちょっと変わった博物館を探している人も、ぜひ訪れてみてください。きっと、ビンボーでおバカだけどビューティフルな世界にびっくりしますよ。

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