日本には「競輪」というスポーツくじがあります。自転車で走る選手を予想してお金をかけ、当たると配当金がもらえる仕組みです。最近、この競輪でたくさん稼ぎ、「競輪投資家」と名乗るひろゆきさんという人が話題になっています。彼はもともと普通の会社員だったといわれていますが、今や億単位のお金を手にしているとか。いったい、どうやってそこまで成功したのでしょうか?
元サラリーマンのひろゆきさん、いまは“億り人”?
まずは、ひろゆきさんがどんな人なのか見てみましょう。本人は「競輪で数億円を稼いだ」とSNSなどで言っています。具体的には「4億円」「7億円」「10億円」と、いろいろな数字がうわさされています。とにかく億単位のお金を競輪で手にした、と主張しているようです。
さらに驚きなのは、ひろゆきさんが以前は普通のサラリーマンだったこと。月の給料が20万円ほどで、しかも500万円くらい借金があったという話もあります。それが競輪のおかげで借金を返し、大金持ちになったというのです。
会社も辞めて、今は競輪投資だけで生活しているそうです。「年収5,000万円以上」と言っている記事もあり、同じように競輪で食べている人の中では有名な存在になっています。いまでは「競輪界の勝ち組」として注目されているわけですが、どうしてそんなに勝てるのか疑問に思う人も多いでしょう。
競輪で人生逆転? ひろゆきさんが投資を始めた理由
ひろゆきさんは、もともと借金や生活の苦しさがあり、何とか状況を変えたかったそうです。毎月の給料は安く、借金返済の目途も立たない。そこで「競輪ならお金を増やせるかもしれない」と考えたそうです。
競輪は公営ギャンブルの一つで、全国の競輪場で行われています。ひろゆきさんは最初、会社で働きながら副業的に競輪にかけて、徐々に勝てるようになったといいます。そして「これなら本格的にやれる」と思い、会社を辞めて競輪投資に専念したそうです。
彼自身は「99%の人が知らないような方法で競輪に勝っている」と言っています。普通はギャンブルと言うと運任せなイメージですが、ひろゆきさんの話では、きちんと手順やデータを使えば勝率を上げられる、としているのです。この“必勝法”が、多くの人を惹きつけています。
競輪投資家ってどんな生活?
競輪投資家というのは、競輪をギャンブルではなく“投資”と考え、計画的にお金を増やそうとする人を指します。ひろゆきさんの場合、毎日たくさんのレースにインターネット投票で参加して、収益を得ているようです。
競輪は基本的にどこかの競輪場で毎日レースが開かれています。昔は現地に行かないと買えませんでしたが、今はネット投票があるので、家からでもパソコンやスマホで車券が買えます。平日でも休日でも、時間が合えばいつでも投票できるので、「レースが多いぶん、それだけチャンスがある」とひろゆきさんは話しています。
ただ、本当に安定して勝ち続けるには、レースの研究や選手の調子など、多くのデータを調べる必要があります。そのため、ただのギャンブル好きとは違い、投資家としての分析力や資金管理が大切です。ひろゆきさんは「競輪予想サイト」の力も使っているそうで、そこから提供される“当たりやすい買い目”を参考にしているとのこと。自分で全部予想する手間を省き、なるべく効率良く勝つ仕組みを作っているようです。
ひろゆきさんが言う“勝てる方法”って?
ひろゆきさんは、はっきりとしたノウハウを全部公開しているわけではありませんが、噂や彼のSNS発信から考えると、次のようなポイントが大事と言われています。
- プロの予想を使う: 競輪予想サイトなど、専門的な情報を活用して自分で分析しない。効率重視。
- 資金をうまく管理する: 一度に大金をかけず、コツコツ賭け金を調整しながら増やす。すぐに破産しないよう注意。
- レース数を多くこなす: とにかく数多くのレースに参加して小さなプラスを積み重ねる。量をこなしていくイメージ。
- メンタルを保つ: ギャンブルは欲張ったり焦ったりしがち。冷静に勝ちやすいレースを選び、負けても感情的にならない。
ひろゆきさんが特に強調しているのは「特別な情報を知っているから勝てる」という点のようです。一般の人が知らない予想情報を手に入れ、それを使うことで大きく勝てる、と言っています。また、自分が教えた“弟子”たちも高い収益を得ていると宣伝しており、注目を浴びています。
SNSで話題になった理由
ひろゆきさんがこれほど有名になったのは、インスタグラムやTikTok、YouTubeなどSNSのおかげです。彼は、まるで証拠のように高額配当のスクリーンショットや口座残高の画像を投稿し、「こんなに稼いだ!」とアピールしています。見る人にとっては「本当にそんなに当たるの?」と思いながらも、興味をそそられますよね。
また、“お金配り”と呼ばれるフォロワーへの現金プレゼントキャンペーンも行っているそうです。それで「この人は本当に儲かっているんだ」「太っ腹だ」と思われ、フォロワーが増えていく仕組みになっています。さらには、オフ会といって実際にファンが集まる会を開き、そこで直接話をして仲間を増やしていると言われています。
SNS経由で多くの人が彼の公式LINEに登録し、そこで詳しい情報を聞く流れもあるようです。無料といいながらも、その先には有料の予想情報があったり、高額な教材を販売していたりするのでは? という噂もありますが、真偽のほどはわかりません。
ひろゆきさんの評判は?
SNSやネットの世界では、「ひろゆきさんのおかげで大金が手に入りました!」と喜ぶ声もあれば、「怪しい」「本当に稼げているのか?」と疑う人もいます。
ひろゆきさん自身は「弟子がたくさん稼いでいて、年収1,000万円を超える人も多い」と言っていますが、実際のところ、ネットの口コミには「そんなに簡単に勝てるわけがない」「画像や発言だけでは証拠にならない」という意見も少なくありません。また、彼が紹介している競輪予想サイトの無料情報を試してみても、たいして当たらなかったという報告もあるようです。
さらに、「ひろゆきさんは投資家ではなく、予想サイトへ人を集める宣伝役なのでは?」という見方もあります。SNSで華やかな生活を見せ、みんなを有料サイトに登録させ、その紹介手数料で儲けている可能性がある、というのです。真実ははっきりしませんが、実際にはそういう手口で“投資家”を名乗る人も他にいるので、注意が必要かもしれません。
競輪投資って本当に儲かる?
そもそも、競輪は公営ギャンブルなので、胴元(運営)が利益を取る仕組みです。売上の約25%は運営や選手の賞金などに回るため、賭ける人全体で見れば損をする人が多くなるのが現実です。競輪で勝ち続けるには、他の人よりも抜きん出た予想力や情報網がないと難しいでしょう。
実際、競輪や競馬などを本業として、安定して稼いでいる“本物のプロ”はごく一握りだと言われています。もしひろゆきさんが本当に競輪だけで大金を稼ぎ続けているなら、それは並外れた努力や運が必要になるはずです。一方で、上手にSNSで派手な成果を見せているだけ、という可能性も否定できません。
まとめ:うまい話には要注意
ここまで見てきたように、「競輪投資家ひろゆき」さんはSNSを使って大きく稼いでいる姿をアピールし、注目を集めている人物です。元サラリーマンで借金があったという過去や、数億円稼いだという主張が、人々の興味を引いています。
しかし、その稼ぎ方や必勝法がどこまで本当なのかは、はっきりわかりません。口コミでは「怪しい」「予想サイトの紹介で儲けているだけ」といった声もあります。一方で「自分も稼げた」という人がいるのも確かですが、その数や正確性はつかみにくいです。
ギャンブルで勝ち続けるのは、そもそも簡単ではありません。どんなに魅力的な言葉や画像があっても、必ず儲かる保証はないのです。もし競輪投資に興味を持ったとしても、むやみに大金を投じたり、SNSの宣伝をすぐに信じたりするのはリスクが高いでしょう。大切なのは、自分で情報をよくチェックして、無理のない範囲で楽しむことです。
「こんなに簡単に儲かる!」という話があふれる今の時代だからこそ、安易に飛びつかず、冷静に考えることが必要かもしれません。
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